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札幌で大島紬を応援

今週末、大島紬展を開催します

開店してから毎年のように実施しており、メーカーの方からはその度に、生産地で厳しい状況が続いることをお聞きします

 

大島紬の主な産地は奄美と鹿児島です  奄美は手織りが多く、鹿児島は手織りのほかに創作ものである刺繍や染め、絞りなども多く作られています  この2大産地で大島紬は成り立っているといってもいいのですが、どちらの生産反数も減少の一途をたどっています

 

全盛期の昭和50年代では数十万反と作られていたものが、いまやどちらも5千反を切っています  そして生産に携わる職人はあまりに少なくなっており、現在の平均年齢は60代ともそれ以上ともいわれています  職人の育成が進まないこともあって、数年後には市場に新作が出回らないのでは・・ という心配もされています

 

それを守るためには ・購入いただくこと  ・着てもらうこと  ・大切にしてもらうこと

 

購入は誰もができることではありません  あくまでカジュアルなものですから、結婚式や入学卒業、成人式(振袖も極僅かあるにはあります)には着ません  日常着として着るだけで需要はきもの愛好家に限られてしまいます  もちろん、初めて作るきものが大島紬という方もいらっしゃいます

 

着てもらえれば、それを見たひとが大島紬を着たいと 思われることもあります  それがまわりまわって購入につながるかもしれません

 

そして大切にしてもらうこと  自分は着なくても親戚が、子供が、孫が、友達が着るかもしれません   その輪を大切にしていただければ大島紬を守っていくことにつながっていきます

 

 

大島紬は生地が強く大切に保管して洗い張りなどすれば100年着れるともいわれます  そこで、皆さまの箪笥に入っている大島紬をまずは大切にしてもらうということを当店が協力できれば と考え、大島紬のお手入れのサービスを行うことに致しました

 

 

期間中、大島紬おひとり1点に限り、・丸洗い ・衿に染み抜き ・汗抜き のどれかを無料にてサービス致します

当店で購入したものではない、入店したことがない という方も遠慮なくいらしてください  

※きもの処 円山 彩蔵は平成27年に「本場奄美大島紬協同組合」から感謝状をいただいております

 

それではおしゃれな大島紬を少しだけご紹介します

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屋久杉の大島  織りでグラデーションを表現しています  ベージュに見えますがグレーです

 

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こちらは少し大きめの市松 

 

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染めているかのような細かい柄 

 

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西郷さんの2番目の奥さん 愛加那さんブランドの大島紬  愛加那さんの親戚にあたる牧絹織物が織っている人気ブランドです

 

そして今回も大島紬のほかに珍品もあります

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喜如嘉の芭蕉布  これは大きなホテルの展示会でも見られたらラッキー という代物です

芭蕉布は13世紀からの歴史がありますが、今や喜如嘉の村だけに伝統が受け継がれているという幻のきもの  無形文化財に指定されております

 

夏ものであり、しかも相当な価値のあるもの という贅沢なものですが一度ご覧いただきたいです

 

催) 3月17(土)~19(月)

各日) ・10:30~  ・14:00~  ・17:00~ でご予約をお待ちしております

 

大島紬のお手入れも上記日時で承っております