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関係性

大雪が降ったかと思ったのに暖かい日が続きます  とその予報を真に受けた水曜日  いつもは着るシャツの上のニットをなくしたら寒い  外は平気だけど店内で仕事しているときがこたえます  ヒートテックの下着は着ているけどやはり冬にそれだけでは心もとないことを実感

 

エコなご時世のせいからか、暖房よりも着るものを充実させる風潮  和装のときのインナーも暖かいものがでてきております  ネル素材のもの  発熱してくれるものなど  これからは必需品になりそうです

 

暖冬とはいえこれからどんどん寒くなるのでくれぐれも体調管理には気を付けていただきたいです

 

寒いといえば最近の歌謡祭の歌を出したばかりのモデルや女優、上手とはいえないアイドルたち   大御所や実力派がいるなか対等に存在感を保つのはそれは少し寒い感じ

 

企画で大御所の歌を一緒に歌う なんてのもあります  大御所が何年も何十年も歌い続けてきた曲を「私だって歌える」 みたいな顔で歌うわけです  こんなところを見たら鳥肌がたってしまう   見ていて恥ずかしい

 

本職の領域に、そうではないひとが入り込んでいく  というのは滑稽に見えてしまう  本職からすれば自分が長年かけて築いてきた領域にこうも簡単に来られてしまうという悲しさを覚えるだろうに

 

ただ、きっと本職ではない側は、誰しもが「自分だってできる」と思ってやっていないと思う

 

マネージャーや事務所の作戦で、そういう企画になってしまったから従わなければいけないのかも  または、本職側が人気のある若手と一緒に出ることを実は望んでいたのかも  いろんな大人の事情が絡んでいるんだろう  視聴率とか

 

だからその若手を非難しない  以前、福山雅治さんを認めなかった大御所が、「桜坂」を聴いて認めた という話がありました  やっぱりドラマなどに出ていた福山さんは素直には受け入れがたかったんだろう  でも福山さんはもともと歌手  ドラマ戦略も事務所の意向だろうし、お世話になっている事務所にNoを言い続けることもできないだろうし

 

いろいろな立場があってそれをすべて理解することはできないけれども、自分中心に考えることをやめたときに少しだけわかるかも  ちなみ上に書いたことは個人的な考え

 

先日とても印象的なことがありました  教室に通われているお客様が、お子様の出産(つまりお孫さんが誕生)のために札幌を留守にしていました  若いのにおばあちゃん ということにびっくりしつつも嬉しく思っておりました   それはただお客様のお子さんということではなく、彩蔵と関わりがある方だったから

 

お客様はお嬢様が結婚するときにきものを持たせてあげたい、と選んでくださったのが彩蔵でした  きものも帯も一流のものを選んでくださり、大変似合っていたのを覚えています  ブログにも書きました  それが2年前

 

結婚からお子様を産むまで、そしてお母さんがおばあちゃんになるまでを見届けることができる という仕事なんだな と今さらながらに感じたのです

 

呉服屋は昔、唯一自宅に上がることができた職業といわれています  酒屋も八百屋も家の中までではなく、勝手口で商品を渡して終わり  サザエさんの三河屋さんのサブちゃんみたいに

 

呉服屋は 白生地やお客様に似合いそうな反物を持ってお邪魔し、商談する  場合によってはお嬢さんやお孫さんと一緒に見たり・・・  だから冠婚葬祭  入卒など 記念になるとき、人生の節目の装いにはきものをご提案していたのです

 

お客様と一緒に喜び 悲しみ という関係性だったようです  時代とともにそれは変わってきてはいますが、きものがおしゃれで礼節を重んじる衣類である以上、それはきっと変わらないのだろう と思います

 

自己中心的な考えが横行する世の中で、人の喜びや悲しみを感じることのできる距離にいる  この仕事はまた違う と感じます

 

赤ちゃんの100日のときにはあのきものを着て行かれるのかな  と楽しみにしています  もしよければそのときのお写真をアップできたら嬉しい

 

それでは本日のMちゃんコーデです

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 お召にしょうざんの袋帯をコーデ  春色らしい水色はここ最近の流行りの色ではありますが、ダークなきものとあわせることで季節を問わずに着ることができます

 

これからはクリスマスや忘年会 など華やかな場が増えてきますので、このようなラメ系の帯や帯留でオシャレに外出したいものです

 

12月はきものファンならとても興味がありながら実現できなかった企画を開催します  19(土)と20(日)の2日間  詳しくはまた・・・