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染め と しか と お客様

染め と しか と お客様

久々にの投稿です

 

3/10まで「エノモト展」を開催していました

ファンが多くいる染めのメーカーです

 

楽しかった~  美しいもの 楽しいものに囲まれているのはいいです

 

開催期間中に着物で来店したお客様もいらっしゃいました

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帯がお気に入りです  何にでもコーディネートしやすい と  こちらの大島は20代のころ初めて購入したきものだそうです  きものをいかすのは帯ですね♪

 

エノモト展が終わってすぐに、出張に行きました

ハードな日程でしたが、クルマを走らせて北海道を満喫

 

この日、夕方に到着  雪も少なく天気も良くて気持ちいいドライブでした  

そして晩御飯  きもの美人の皆さんと

 

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 素敵なお席をご用意くださって嬉しい時間

ゆっくり食べたかったのに、恐いことを聞いてしまいました

「これから雪で荒れるよ」  でもその時は、雨も風もなし  全然気にしていなかったのですが、ごはんを食べているときに気づくと窓が濡れていました

 

僕がとった宿は、そこから20Kmも離れた何もないでした  そこへの道は何かあれば封鎖してしまうとのこと

あの宿は、朝ご飯もおいしいし、お風呂もいいし、ぜひ味わいたかったんです  最近は休みもあまりなかったし・・  なんて内心思いつつ

 

 

というわけで、途中で帰らせていただくことに   皆さん明るくて楽しい時間を切り上げるのは心苦しい感じでした

 

外に出た途端に危機感が倍増しました  車の上には雪が積もり、横からたたきつける風  まずいかも  「封鎖?」頭をよぎります

 

 

コンビニに寄ることすらやめて宿へと急ぎました   1分1秒とあらそう とはまさにこの時の僕の心境でした

スピードを出しつつ、でもタイヤをとられないように慎重に

街から離れた宿の方面に、むかう車はほとんどありません  というか、ほとんど車もない 皆、荒天時は外出を控えているのだろうか  街中でこうならどうなるんだ  考えは悪い方悪い方へと・・・

 

田舎道をひとり走らせます  暗い曲を聴いてたらやってられない  なにせ、目の前にひろがるはずの道が見えなくなるときもあるのです  何が恐いって道を逸脱したとき   道のサイドはどちらも1mは低い  これを落ちたら絶対に宿には着けない  いや命をおとすかも

 

その日の午後の光景を思い出す  道の横に車が横転して放置されていたのです  それには警察が貼ったと思われる、あの黄色のテープがまかれてありました  あぁ なっちゃうかも

 

クルマのライトはハイビームにしないとかなり危険でした  もっともっと危険な状況をドライブしたことはあったけど、「道が封鎖される」「横転した車の放置」「田舎道」が頭の中で僕の恐怖心をこれでもかとあおっていたのです  ちなみに横転した車は翌日もほかの場所で発見しました  おそろしいです

 

 

天気と時計と速度とナビを見ながら僕の孤独なドライブは続きます  あと~kmだからこの速度で~分だ  頼むからこれ以上吹雪かないでくれ  楽しいはずの好きなラジオドラマの内容は入ってきません  MD(僕はまだ聴いています)やCDを変えるような余裕はありません  そのときに道から落ちちゃうかも

 

 

あと18km   あと14km  とカウントダウンしていきます  もう少しあと少し  あと6km位になったとき、やっと心が落ち着いてきました  ここまでくれば閉鎖はないだろう  視界も両サイドの防風林のおかげで多少はっきりしてきました

 

 

そして到着  大きな安堵で眠さにおそわれました  3月の北海道はまだまだ危険いっぱいです  タイヤ、スタッドレスでよかった~

 

そういえば、

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しか 見ました   撮影しようと、下車して近づいたら急に「キュン」と   前方に見えた鹿の手前に子供らしき鹿が数頭  危険を知らせる親の鳴き声でした

 

10頭以上がいてびっくり

札幌で鹿には会えないんですよね

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